印象料理 ALCEMIA

おはようございます。

本日は最近知り合ったご夫婦の料理店にお邪魔しました。

ただいまプレオープンという事で実験的に開店されたとの事。

alchemia(アルケミア)とはALCHEMIST(錬金術)から来る造語のことで、自らの感性やその時に感じた事を料理にのせたいとの思いでつけられたそうです。

ロケットストーブが一直線に伸びており上に座るとポカポカと温かい。

機織り機はオブジェではなく、実際に奥さんが織られているそうです。旦那さんの服も自作。

本日はランチは食べて来ていたので、カフェメニューをいただきました。

和紙に手書きの

私が頼んだのはアーラールーの焙煎コーヒーとファーブルトンとクワークトルテのレモンカード添え。

聞いたことのないデザートだったので2個頼んでしまった。

クワークトルテのレモンカード添え

クワークトルテのクワークとはドイツにあるヨーグルトを脱水させた食べ物だそうで、ご主人が実家の近くのドイツ料理屋に滞在した時に教わった物。

発酵には丸一日かかり、そこからさらに脱水。相当の手間がかかっています。

ドイツ風チーズケーキといった感じでしょうか。一般のチーズケーキと違いこってりとしたコクはないのですが

ヨーグルトのさっぱりとしたスッと消える酸味が美味しかったです。

続いてファーブルトン

ファーブルトン

こちらがファーブルトン。

フランスのブルターニュ地方の郷土菓子で、ご主人曰くカヌレの原型になったお菓子ではなかろうかと考えられているそうです。

食感はういろうに似ていて甘さもしつこくない控えめな甘さ。2個目ですがペロリと食べてしまいました。

ご主人は自身の料理を印象料理とおっしゃています。日々の暮らしの中で思った事や季節を過ごす中で感じたことを料理にのせて届けたい。

そんな思いで日々向き合っておられます。

自問自答を繰り返し思い悩み立ち止まるけど、、、、

ご主人とお話をしているとコブクロの歌詞を思い出してしまいました。

目指すところまでゆっくりと回り道をしながら歩いて行こう。

投稿者:

totino-mi

京都市に住む40代の男です。 田舎の実家を継いで、その家で色々奮闘中です。 地元地域や京都北部の情報を発信していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です