おはようございます。
先日またしても丹後半島に行ってまいりました。
この日は曇り空、宮津から丹後大宮、弥栄町、間人とぬけて網野町三津へ。
20年以上前からのドライブコースの途中に最近気になる建物が立っていました。
「raw」とグーグルマップに書かれていたそのお店は気にはなっていたものの入る勇気がなく、常に素通りしていました。
完全予約制というのも入るのを怯ませた。
しかし、気になる。
意を決して電話。
出られた優しげな声の男性に内心ビビりながら予約を入れる。
そして訪れた今日。
なにせご飯を食べに行くのに予約をした事が今までの人生でなかったので、、、、
扉の鹿の角が素敵です。
店内に入るとカウンターが8席。
私の他に6名ほどお客様がおられたので、店内の写真を少し控えました。
奥に6名ぐらい座れる個室があります。
ちょっとだけ撮らせてもらいました。
私は右端だったので、目の前にテンションの上がる調理場が!
たまらん(*´Д`*)
しばらくして店主の坪倉さんから本日のランチメニューの紹介が。
予約する時にオプションの「シャルキュトリ盛り合わせ」もつけておきました。
そうこうしているうちに準備が始まります。
まずは自家製パンと薪で燻した燻製バター
紹介される時に「今日はいただいた全粒粉を使わせてもらいました」と目の前におられた婦人に喋っておられたので、このご婦人の作られた小麦を使用されているのでしょう。
もちろん美味しいです(゚∀゚)
出来立てほかほかだったので、ランチのタイミングで出来上がるよう計算されているのかな?
燻製バターもなめらかで程よく燻された香りが鼻をくすぐります。
前菜の「京丹後オーガニックサラダ」
説明を聞いてたのですが、忘れてしまいました( ;∀;)
しかしサツマイモの甘み、柑橘の酸味と苦味、そしておそらく春野菜かな?
野菜の中に良い苦味もあったので春野菜かなと思います。
これらが相待って非常に美味しい。
なんとも幸せな気分です( ´∀`)
食べてる途中にふと気付くと薪でじっくり焼かれているお肉さんが、、、、
次に登場したのが、「シャルキュトリの盛り合わせ」
フランス料理なんかである、ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどの肉加工品の盛り合わせです。
フランス語で「肉(chair)を火で調理する(cuite)」からきているそうです。
鹿肉、豚肉のハムやテリーヌも美味しかったですが、真ん中のバケットに塗られた鶏の白レバーのパテが特に気に入りました。
ほとんど臭みがなくなめらかで美味しかったです。
シャルキュトリの盛り合わせを食べながら目の前でメインの調理が始まっていました。
動画で撮れば良かった( ;∀;)
いや、撮ったんですけど何故かメインの肉を盛り付ける場面だけ撮れてなかったんです(ーー;)
手際よく完成した肉をカットして盛り付けていく坪倉さん。
メインの「本日のお肉の薪焼きステーキ」
牛肉、鹿肉、豚肉の3種類のお肉を使っておられてます。
牛肉は黒毛和牛とアンガス牛の交雑種で赤身が非常に美味しく肉の味もしっかり感じられ食べ応え抜群でした。
鹿肉も一切臭みも無く非常に柔く美味しかったです。
しかし、特に感動したのが兵庫県の八鹿で育てられた八鹿豚を使った真ん中にあるお肉。
脂身が特に美味しく、「こんな豚肉があるのか!?」と感動したほどです∑(゚Д゚)
野菜も薪の火でじっくり焼かれていたのかとても甘く、満足の一皿でした。
食後に水出しならぬ牛乳出しコーヒー。コックリと濃厚です
そういえば途中で店主の坪倉さんが次のランチに使う肉を見せてくれました。
いわゆる熟成肉でもう少し熟成させてから使用するそうです。
熟成肉について説明してくださったのですが、ギリギリまで熟成させると絶品だそう。
しかし、それが難しい。
やりすぎては単に腐った肉になってしまいます。
見極めが非常に大事なのかなと感じました。
熟成肉は一度食べたかった品。
来週の5日ぐらいに出そうと考えておられるそうですが、悲しいかなちょっと予定が合わない。
泣く泣く諦めました( ;∀;)
帰りに個室の写真を撮らせてもらいました。
ここにはもう一度、今度はディナーで寄らせてもらいたいです。
とてもじゃ無いけど一回ぐらいでは魅力が伝えられない。
次は近場で宿を取り訪れたいと思います。
ここを表現できる語彙力を身につけたいなぁ(゚ω゚)