喫茶かりん:梅雨の和知

おはようございます。

梅雨によりジメジメした毎日が続きますね。

今日はこちらにお邪魔しました。

何度も行きたくなる「喫茶かりん」

この風景に溶け込むこのお店がたまらなく、

つい訪れてしまいます。

中に入ると地元のおばあちゃんが二人、先客として来られてました。姉妹だそうです。

聞けばすぐ近く200歩ほど歩けば来れるので、とてもありがたいと。

「手押し車を押して来るんやー」

近いとはいえ、ずぶ濡れになって来られていたので急遽ここの店主さんがタオルと上の着替えを持って来られました。(その間わたしは外で待機(・∀・))

地元でこんな風に家族や友人と美味しいコーヒーとパンを食べながら気ままにおしゃべりできる場所がある。

ニコニコと可愛らしい笑顔でそうおっしゃられるお二人からはとても幸せそうな雰囲気が醸し出されてました。

おばあちゃんたちはコーヒーと自家製シナモンロールとあんぱんを二人で半分こずつされて、

私はチャイとパインチーズケーキを頼みました。

ホットチャイは甘くて美味しい

パインチーズケーキも美味し(*´Д`*)

聞けばお二人は8つ違いらしくお姉さんは95歳、妹さんは87歳。

、、、、、70ぐらいだと思ってしまった、、、、

めちゃくちゃお元気です。

なんならまだ上に99歳のお姉さんがおられるそうです。

元気の秘訣はおしゃべりをしたり畑仕事や趣味を持つことで、お二人はお姉さんの方が詩吟、妹さんは歌謡曲のダンス。

「あっという間やったな〜笑」

そんな風に言って笑い合っておられました。

色んな昔のことを聞かせてもらいました。

田んぼの手伝いで牛に鋤(すき)をつけて耕す時に手で引かなければならないけど牛が大きくて怖かった事。

洪水が起こった時に家がそのまま川に流されていくのを見つめていた事。

同じ集落に嫁いだ時のこと(妹さんはお姉さんが嫁いだ先に遊びに行くとお菓子をもらえたのでしょっちゅう行っていたとおしゃってました)

お祭りの日は家で巻き寿司やお餅を作って地元の神社に集まって皆んなで食べて楽しかった事。

晴れの日と褻の日(けのひ)のバランスがしっかりしていたのだなぁ。

他にも、和知のダムができた日の事や

「おばあちゃんがとても怖かったw」

なんて話もしてもらいました( ´∀`)

「私らはここから出た事ないから井の中のかわずやな〜(^ω^)」

そんなん風に笑っておしゃってましたが、、、、

大海は知らずとも、人生の深さを知っておられる。

ヒヨッコはそう感じました。

投稿者:

totino-mi

京都市に住む40代の男です。 田舎の実家を継いで、その家で色々奮闘中です。 地元地域や京都北部の情報を発信していきます。

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