はーばりすとくらぶ美山:香木舎

おはようございます。

先日のお休みの日まだ行ってなかった美山のこちらのギャラリーカフェに行ってきました。

元アルペン登山家のご夫妻が手作りで建てられた趣のあるログカフェ。

200種類を超えるハーブが育てられており、山里の隠れ家といった感じです

そんなにハーブには詳しくありませんが、ハーブティーは好きなので気になってました。

香木舎と名付けられたログの店内です。

お客さんがもう1組おられたので全体写真は遠慮しました。

ご主人手作りの家具や工芸品もセンス良く並んでいます。

こちらのカフェは8月から夏季休暇に入られるという事で、ほんとギリギリにお邪魔しました( ̄∇ ̄)

というわけで早速ハーブティーをいただきます。

こちらはセボリーのハーブティー。

セボリーの効能は確か消化促進、抗菌作用、抗酸化作用、免疫強化などなど。

星座に例えると力強い牡牛座かな。

、、、、、、、グレート○ーン!!∑(゚Д゚)

訪れた日は少し曇り空で前日の暑さがだいぶなりを潜めていました。

しばらくすると少し強めの雨が降り店内に涼しげな風を提供してくれます。

こちらのお店、もちろんクーラーなどはなく歴史を刻んできた扇風機が今も現役で働いてます。

じんわりと汗は出るのですが、それが心地よい。

こちらのオーナーの浅野目さんは元アルペン登山家であると同時に植物学者であられるそうです。

店内には日本に初めてスキーという文化を根付かせた方が使っていた日本最古のスキー板などが飾られており

ちょっと次はしっかりと話を聞きたいと思います。

しかし数日後には夏季休業。

秋にまた来ますぜ(*゚∀゚*)

美山はどこを切り取っても絵になるなぁ、、、、、

pizza and cafeカジカーノ

おはようございます!

農民倶楽部で一息ついて、本日はカジカーノさんに行こうと思います。

カジカーノさんはここより車で約7分、茅葺の里からさらに車を走らせると川の向こうに現れます。

美山町自然文化村「河鹿荘」の隣に佇んでます。

オープンテラスもあります。

ピザ窯の調子が悪いときはガスオーブンと律儀にメニューに書かれてます。

店内入り口からの風景です。手前左にちょっとした工芸品やお土産が売っています。

お水やおしぼり、食器等はセルフサービスとなってます。

かわいいちゃぶ台がある座敷もございます。

さすがに薪ストーブは点いてない。

店内広いです。結構な大人数でも入れそう。

この昭和感あふれる冷蔵庫も現役です。

河鹿荘は子供の頃、ここで飲み会をしていて酔っ払った親父を母親と一緒に迎えにいった記憶があります。

普段飲んでもそこまでひどくならないのに、この時はこちらが引くぐらいヘベレケになってました。

あんだけ酔っ払った親父を見たのは後にも先にもこの一度だけだったなぁ、、、

そんな風に考えてると、こちらのご主人が注文を聞いてこられました。

先ほども書いたように、ちょっと今ピザ窯の調子が悪くてガス釜になってしまうと。

ガス釜の場合、生地の出来上がりがふっくらではなくカリッとした感じになるそうです。

う〜ん、、、、、、

どうせなら、この店のMAXを頼みたい。

ということで、ピザはまた今度にしてカレーを注文しました。

メニューを見て、

じゃあ、美白鶏のチキンカレー、、、、、、

美白鶏、、、、、、?

まさか、「美山のささ鶏」か!?

びっくりしてご主人に尋ねると、その「ささ鶏」です、と。

説明しよう、美山「ささ鶏」またの名を「美白鶏」。

「笑顔生み出す鳥屋さん、株式会社ささ鳥」さんが20年研究して作り上げた変態的な鶏肉

1つ「生産者が安心できる飼料で育てる」

1つ「飼料設計を徹底し、全ての栄養が足りるように設計する」

1つ「料理人、ゲストのことを考えて生産する」

1つ「料理したときに、他の食材の味を邪魔せず引き立てる」

1つ「ほかの食材に色移りしない」

1つ「臭みやアクが少なく口の中にいつまでも味が残らない」

ささ鳥さんのHPより抜粋させていただきました。

まぁ、とにかく生産者の方がこだわりにこだわって育てられた鶏です。

とりあえず、今はこのくらいにしときます。ささ鶏さんの紹介ではないので´д` ;

と言うわけで、

美白鶏のバターチキンカレーです。辛さが足りない場合はスパイスを足してくださいとの事。

カレーを一口食べると、確かにささ鶏が主張しないがしっかりと存在感を出して口の中に入ってきます。

チキンカレーって鶏肉がパサパサしていたりするのですが、こちらは何というかカレーの中に入っているのにジューシーです。

あと真ん中のナンみたいなやつ、コンソメの味付けでパリパリしていてクセになる。

一瞬

「おかわり!」

と言いそうになりました。

ご馳走様です( ´∀`)

ご主人によると、こちらのお店は自分でやろうと思って開業したのではなく、色々な紆余曲折があり自分がやる事になったそうな。

ただ、面白いなと思ったのは、それを自分の「mission」と考えて受け入れ行動を始めたと。

それは表面上は雇い主さんや、色々な状況がありお願いされたことですが、

missionという言葉に、何かもっと大きな運命といえば大袈裟すぎますが、そういったものから与えられた事を

受け入れて、チャレンジしていく。

何か「物事に流されている」と否定的に捉えられそうな部分もありますが

後ろ向きではないんです。

自分の人生に起こる事をしっかり受け止めてやってみる。そして執着はしない。

そんな柔らかな気概を感じました。

またまたalchemia

おはようございます。

美山のヤマヨさんからの眺めを見つつ、本日はアルケミアさんへ向かいました。

相変わらず静かで落ち着いた良い家です。

本日は何やら新しいメニューが出来たみたいなので、ちょっと寄らせてもらいました。

何度見ても味のある窯だな(´∀`)

入り口のところまで行くと、ご主人が燻製を作っておられました。

見てみると何か焚き火で吊るしてあるような感じで燻されてます。

私が囲って煙で燻す燻製機ではないのですねと聞くと、よくある燻製機は最近発明された機械(といっても19世紀から20世紀にかけての事ですが)なので、自分は昔ながらの燻製の技法でやりたいとの事。

まる1〜2日火を絶やさずに燻すそうです。隣には燻した後さらに天日に晒して干した鹿肉がぶら下がってました。

人類が火を利用して食物を保存する方法を編み出した時、こんな感じだったのではなかろうか。

最初にやった人類、グッジョブ。

そして写真を撮り忘れる私(゚ω゚)

というわけで新商品の「野菜の古漬けとベーコンの炒め丼」をお願いします。

あと「クワークトルテ」も。

室内に入るとやはり良き風が入ってきて気持ち良いです。

ご家族の猫さん2匹が突然きた怪しい者にびっくりして警戒されましたが、、、

怪しい者ですがそんな悪い奴じゃないよ・:*+.\(( °ω° ))/.:+

というわけで早速

野菜の古漬けとベーコン炒め丼、そしてカシューナッツのペーストと自家製ヨーグルトを合わせたもの、それからサヤえんどうと文旦のサラダだったかな?

いただきます。

塩味が効いてますが、ご飯に合って美味しい。バクバクと貪ってました。

それからサラダのこのヨーグルトにカシューナッツのペーストを合わせたやつ、

ヨーグルトの酸味がカシューナッツのクリーミーさで中和されていて不思議な感じでした。

美味しいけど、ソワソワする。

多分、予想外の味で舌がびっくりしているのでしょう。

普通にクセになる味です。

そしてこちら

クワークトルテ

以前食べさしてもらいましたが、陳腐な表現ですが本当に優しい味です。

丁寧に丁寧に作られて、出来上がったこのシンプルなデザート。

シンプルですが、淡白ではない。

美味しいです。何度も食べたい。

時代は変わってきていますが、まだ世の中はいかに素早く大量に売るかという世界です。

それでも、こういった丁寧に時間をかけて作られた食べ物がもっと評価され付加価値がつく社会になればなぁ、、、

なんてことを考えてしまった怪しい人でした(・ω・)

印象料理 ALCEMIA

おはようございます。

本日は最近知り合ったご夫婦の料理店にお邪魔しました。

ただいまプレオープンという事で実験的に開店されたとの事。

alchemia(アルケミア)とはALCHEMIST(錬金術)から来る造語のことで、自らの感性やその時に感じた事を料理にのせたいとの思いでつけられたそうです。

ロケットストーブが一直線に伸びており上に座るとポカポカと温かい。

機織り機はオブジェではなく、実際に奥さんが織られているそうです。旦那さんの服も自作。

本日はランチは食べて来ていたので、カフェメニューをいただきました。

和紙に手書きの

私が頼んだのはアーラールーの焙煎コーヒーとファーブルトンとクワークトルテのレモンカード添え。

聞いたことのないデザートだったので2個頼んでしまった。

クワークトルテのレモンカード添え

クワークトルテのクワークとはドイツにあるヨーグルトを脱水させた食べ物だそうで、ご主人が実家の近くのドイツ料理屋に滞在した時に教わった物。

発酵には丸一日かかり、そこからさらに脱水。相当の手間がかかっています。

ドイツ風チーズケーキといった感じでしょうか。一般のチーズケーキと違いこってりとしたコクはないのですが

ヨーグルトのさっぱりとしたスッと消える酸味が美味しかったです。

続いてファーブルトン

ファーブルトン

こちらがファーブルトン。

フランスのブルターニュ地方の郷土菓子で、ご主人曰くカヌレの原型になったお菓子ではなかろうかと考えられているそうです。

食感はういろうに似ていて甘さもしつこくない控えめな甘さ。2個目ですがペロリと食べてしまいました。

ご主人は自身の料理を印象料理とおっしゃています。日々の暮らしの中で思った事や季節を過ごす中で感じたことを料理にのせて届けたい。

そんな思いで日々向き合っておられます。

自問自答を繰り返し思い悩み立ち止まるけど、、、、

ご主人とお話をしているとコブクロの歌詞を思い出してしまいました。

目指すところまでゆっくりと回り道をしながら歩いて行こう。

美山の御料理割烹「真たろ」

おはようございます。

本日は雨です。なかなか雨が続きますね。

今日は以前に夜ご飯を食べに行った美山の盛郷にある「真たろ」と言う割烹料理屋さんの紹介をさせてもらいます。

いつものように馴染みの発酵カフェでくつろいだ後、夕ご飯を近くで食べたくなりカフェのオーナーさんに

「美味しい店はないですか?」と尋ねたところ、親戚の子がやっていると言うとこでこちらのお店と紹介してもらいました。

外観を撮り忘れてしまいました、申し訳ない💦

カフェのオーナーに電話していただき(ありがとうございます!)、これから向かうことを連絡し訪れました。

店の入り口

昔この辺りで料理屋をされていた建物をリノベーションされて使われています。

カウンターが5席でテーブルが4人掛けが2つ、それから大人数であれば座敷もあるそうです。

店主の岡本真也さんはこの土地で生まれ幼い頃から料理人になると決めていたそうです。

そして、地域や家族の方から料理人になるのなら京都の名店「たん熊」に行きなさいと言われていたそうです。

たん熊を創業された初代栗栖熊三郎氏がこの辺りの出身だったらしく、岡本さんもその言葉を幼少期から聞いて来たので、料理人としてたん熊に入られたそう。

そう言うわけで、早速なにか頼もうと思ったのですが、こういった場で食事するのはあまり経験がなかったので何を頼んで良いのやら。

とりあえず、食べてみたい物を頼もうと思い最初に頼んだのがこちら

ホタルイカの酢味噌和えです。

ホタルイカは兵庫県の日本海側で獲れたイカを使用し自家製酢味噌を使っています。

小さなアラレがふりかかっているのが可愛らしですね。

食べてみてびっくりしたのが柔らかさ。ホタルイカは食べたことがありますが、こんな柔らかいホタルイカは食べた事が無い。

酢味噌も辛味が効いていてとてもよく合う。

一品目からウキウキしてしまいました。

二品目は鮭の焼き物

ちゃんとした料理名があるのですが忘れてしまった。

こちらもおそらく味噌をベースにした味付けで美味しいのは勿論、皮のパリパリ具合と身のほどけ方

抜群でした♪

ご飯を頼めば良かったと思ったのですが、頼まなかったのは次の品がお勧めと聞いていたからです。

西の鯖街道という事で、「鯖寿司」です。

こちらの鯖寿司は紹介してくれたカフェのオーナーさんがお勧めしてくださった品です。

食べてみると、鯖寿司とは思えない鯖のプリプリ感、脂もさっぱりとしてしつこくなく白胡麻を加えた舎利ともマッチして絶品でした。

それから、さりげないのですが添えつけてある漬物は大根の皮の漬物。

こちらは大根を使う時にどうしても皮が残ってしまい、そのまま捨てるのも勿体無いからと自家製の漬物にして添えられているのですが、この大根皮の漬物がびっくりするくらい美味い!

正直、あまり物を工夫して使っているぐらいにしか食べる前は思わなかったのですが、

そんな失礼なことを考えていて申し訳ありませんでした💦

確か自家製のポン酢で作られていたと思うのですが、ポリポリとした食感、自家製ポン酢のさっぱりとした旨み。

瓶詰めで売っていたら迷わず買っていた事でしょう。侮ってはいけなかった、、、

最後にちょっと自分が苦手な品を頼みました。

若狭で穫れた鯛の白子です。

白子は今まで食べたのが臭みがあったりで、あまり好きではなく

フライにしてあれば、まぁいけないこともない。

そんな感じで好んでは頼まない品です。

しかし、「今日は良い白子が入ってます」という岡本さんの言葉を聞き、先ほどまで食べていた品の美味しさを鑑みて頼んでみることにしました。

やはり違いました。

今まで食べていたのはなんだったんだ、というぐらい臭みが少なく白子のふわっとした食感とこちらも自家製ポン酢と大根おろしのさっぱりとした味が絶妙に合っていました。

頼んで良かった!

帰る頃にはすっかり夜の帷が降りてましたが、訪れて良かったと満足して家路につきました。

美山の御料理割烹「真たろ」

近くにある一棟貸しの宿にも料理を提供されているそうです。

そう、美山の一棟貸しの高級宿NIPPONIAさんです。

ちょっと今の私では泊まれません。

頑張ります💦

そんな失礼な事を考えていて申し訳ありませんでした

「時を忘れる隠れ家、美山のシマカフェ〜発酵と地元食材の調和」

おはようございます。

今日はこちらのカフェを紹介します。

京都府南丹市、美山町の静かな風景の中に佇む「シマカフェ〜ゆる発酵カフェ〜」は、かつて地元で愛された電気屋さんを改装して生まれ変わった、発酵食品をテーマにしたカフェです。この隠れ家のようなカフェは、発酵の奥深い世界へと訪れる人々を誘います。

カフェのメニューは、発酵食品の豊富な恵みを活かしたもので、地元美山の新鮮な食材をふんだんに使った料理が楽しめます。特に土日祝日限定で提供される発酵プレートは、酢麹で炒め煮したキノコや醤油麹で煮た鶏肉、自家製の発酵食品を使用した玉ねぎ麹のスープなど、砂糖や化学調味料を一切使わずに仕上げられた料理が堪能できます。

今日は日替わりプレートをたのみました。

鶏肉のハンバーグにサラダ、ごぼうの胡麻和え、人参のきんぴらかな?

麹と納豆を合わせた小鉢にもち麦が入ったご飯、左上にあるのは酒粕とレーズンを合わせて作った麹デザート。

本当に美味しいです。

デザートにバスクチーズケーキとチャイを頼みました。

チャイは中に生姜がスライスされて入っており良いアクセントになってます。

そして私の一押しのバスクチーズケーキ。

カフェでは、米粉を使ったシフォンケーキやバスクチーズケーキなど、自慢のスイーツも提供しています。特にバスクチーズケーキは、その濃厚でクリーミーな味わいが人気で、一度食べたら忘れられない美味しさです。

カフェの創設者は、発酵食品に関する知識をさらに深めるために薬膳マイスターの勉強も行っており、将来的には料理教室の開催も予定しているそうです。このような取り組みからも、シマカフェがただの飲食店ではなく、食を通じて地域文化や健康に貢献する場であることが伺えます。

カフェの内装は、改装された電気屋さんの趣を生かしながら、訪れる人々が発酵食品の魅力に触れ、ゆったりとした時間を過ごせるよう工夫されています。木の温もりを感じる空間は、訪れる人々に心の安らぎを提供し、美山の自然と調和しています。

シマカフェは、美山町の豊かな自然と地元の食材、そして発酵の文化を体験できる、まさに隠れ家のような存在です。美山に訪れた際は、シマカフェで心身ともに癒されるひとときをぜひ体験してください

営業時間は、平日10:00~18:30(ラストオーダー18:00)です。休日については、土・日曜日および祝日は9:00~18:30(ラストオーダー18:00)で営業しており、木・金曜日は定休日です

“美山おもしろ農民倶楽部:手作りソーセージの贅沢な味わい

おはようございます。

本日は南丹市美山のこちらのお店を紹介します。

京都府南丹市美山の緑に囲まれた「美山おもしろ農民倶楽部」は、地元京都の恵みを活かした美食の宝庫です。カフェ&ショップとして地域に密着し、自然の風味を生かした手作りソーセージやベーコンを提供しています。

ここでは、素材の良さを最前面に出した、心温まる食体験が訪れる人々を待っています。

店内には、京都産豚と地元京都の親地鶏を使用したハムやソーセージが陳列されており、その製品ひとつひとつに、20年間継承されてきた伝統的な製法と地元の食材への敬意が込められています。

肉本来の旨味を大切にし、化学調味料や保存料、防腐剤を使わず、香辛料やハーブで味付けを施すことで、自然の風味を存分に引き出しています。

カフェでは、これらの自慢の加工品を使った料理を楽しむことができます。

ソーセージの5種盛セット(一番左のやつハムじゃなくてソーセジです)とポトフを頼みました。

パンはピカポロンツァの玄米パン。

私の記憶が正しければ、ピカポロンツァさんは確か京都市の天神川通り沿いにあるスロベニア料理屋さんだったような気がします。

ソーセージは、地鶏や京都産豚肉を用い、伝統的な手法で丁寧に作り上げられる一品です。特にソーセージ5種盛りセットは、カフェメニューの中でも際立つ存在感を放っています。

万願寺辛子ソーセージや荒びきソーセージ、京壬生菜ソーセージ、フランクフルトソーセージ、そして鹿ソーセージという、厳選された5種のソーセージを味わうことができます。それぞれに特有の風味があり、玄米パンとともに提供されることで、豊かな味わいがさらに引き立ちます。

冬季限定のポトフは、地元美山の野菜とこれらのソーセージを組み合わせた温かな料理で、寒い時期に体を芯から温めてくれます。

それから車で来たので飲んではいませんが、地ビールは京都市上京区の西陣麦酒の手によるもので、地域の特色を活かした醸造が施されており、美山で味わう食事に更なる深みを加えてくれます。

このカフェ&ショップは、食材の選定から調理方法、提供の仕方に至るまで、全てにおいて地域の食文化を尊重しています。「楽しむ」「癒される」「豊かになる」という三つの感覚を通じて、訪れる人々に真の食の価値を伝え続けています。

美山おもしろ農民倶楽部では、地元の食材と手間ひまかけた料理が織り成すハーモニーを堪能できます。地域に根差した食の価値を伝えるこの場所で、ぜひ特別な食体験をしてみてください。

フェアトレードのチョコも売ってますよ。

京北地域の歴史

おはようございます。

本日は京北文化遺産センターへ行って来ました。

京北の塔町にある元京北第二小学校を改装して令和4年に作られました。

小学校の名残がまだ残ってます

京北地域の山間や山裾には古墳が数多く築かれています。

5世紀頃に築かれた愛宕山古墳は、1981年に山国小学校の生徒と教員によって発見されました。

愛宕山古墳出土の銅鏡
同じく出土した玉類

先生と生徒で見つけたっていうのが素敵ですね、嬉しかったんじゃないかな。

鳥居地区の古墳で出土した須恵器
こちらは縄文時代の土器と石器
木の実などを叩き割るための道具

この敲き石と石皿を見ると、小さい頃にヨモギなどを石ですり潰して遊んでいたのを思い出します。

ドングリとかも割っていたな〜

ヤマト朝廷が古代の法律(律令)に基づく国の体制を整えはじめた7世紀後半、京北地域は丹波(たにわ)国桑田郡となり、弓削里(ゆげのさと)、山国里(やまぐにのさと)、有頭里(うづのさと)、横作里(よこつくりのさと)、池辺里(いけべのさと)等の里が置かれました。

『続日本紀』には養老6年(722年)丹波国の記述には「弓削部名麻呂」(ゆげベのなまろ)という人物が登場しますし、平城京の長屋王邸跡から出土した荷札(木簡)には桑田郡山国里の人として「秦長椋」(はたのながくら)と「伊賀加太麻呂」(いがのかだまろ)という2名が記されており、王家と繋がりがあった人物が山国里にいたことがわかります。

自分が生まれ育った京北という地域が古代より重要な場所になっていたのには素直に驚きました。

スリッパが💦

延暦3年(784年)長岡京の造営が始まると桂川流域には「杣(そま)」と呼ばれる都の建物を造営するための

木材生育地が置かれました。

また平安時代以降(794〜)は荘園が設けられ、木材のほか山の恵を調達する「杣御料地山国庄(そまごりょうちやまぐにのしょう)」と呼ばれるようになりました。

皇族が領地を寺院に寄進したり、臣下へ下賜(かし)する事により庄内では公家や随行する武家との結びつきを徐々に強め、在地の人々を荘官(荘園領主から現地管理を委ねられた者の総称)として職務ごとに配置するなど地域の生産体制を充実させていきました。

他にも京北地域の山中では平安時代の経塚(きょうづか)が発見されています。

経塚は、経筒に経典や宝物を収めて埋めたもので、極楽往生や現世利益を願う貴族の間で流行しました。

経塚は貴族とのつながりのある寺社の境内内などに設けられたことから、京北地域と平安京が宗教的にも密接に関連していたことが推測されます。

平安の時代から天皇や公家との関わりが強く、それによって発展してきた京北。

他にも理由があるのですが、こうした禁裏とのつながりは人々の意識を育て、戊辰戦争の時にいち早く

「山国隊」として新政府軍に参戦するきっかけとなっていったようです。

子供の頃は何となく明治政府について幕府郡と戦った、ぐらいにしか理解していませんでしたが

遡れば、こんなに古くから天皇家と関わりがあったんだなと調べていて面白かったです。

まだまだ調べ足りないのでもっと勉強していきます。

今日はこの辺で。

美山の栃餅

おはようございます。

栃餅を食べましょう。

というわけでふらっと美山さん

昔から栃餅が大好きで、丹後や北近畿方面にドライブに行くと

必ず栃餅や栃の実を使ったあんころ餅などを探しては買っていました。

ちなみにお気に入りは兵庫県神鍋にある高砂屋の栃餅です。

川魚も好きなので、こういった甘露煮を見るのも楽しいです。

期待が持てそうな栃餅です

こちらは真空パックタイプです

こちらのソーセージは知り合いの方にめちゃくちゃ勧められたのですが、

今日の目的は栃餅なのでまた今度で。

こちらを購入させていただきました

ぜんざいにしました(゚∀゚)

ぜんざいはレトルトです。

栃餅をレンチンして柔らかくしたところにぜんざいをぶっかけました。

ウマー(´Д` )

美味いです!

栃餅は好きなので色んなところで買うのですが、あまり栃の実を使ってないのか風味が無かったり、

栃の味わいが少なかったりするものが多々あるのですが、これはしっかりと風味も味わいもある。

美味しい栃餅を求めて鳥取まで車で行ったこともありますが

身近なところでこんな美味い栃餅を発見出来るとは。

今度は栃の実を加工する工程を体験したいなと思いました。

まぁ、それは今年の冬になりそうですが‥‥‥

慈眼寺:明智光秀黒坐像

おはようございます。

本日は曇り空、ちょっと遅めに起きました

ウトウトしながら遅めの朝食を作り、さてどうしたもんかなと思案しながら時間が過ぎていきます。

そういえば地元に明智光秀の坐像が祀られている寺があるなと思い、今日はそこに行く事にしました。

慧日山 慈眼寺

周山という地域にあるお寺です。

裏の山に光秀さんが築城した城跡が残ってます。

小学校ぐらいの時に遠足で登った記憶がありますが

「石垣っぽいのがあるだけで只の山やん」って感じたのがかすかに思い出されます。

鐘楼です

全部読めませんが、要するに

天正年間にこの辺りで4代に渡って悪さしていた宇津氏という土着の武士(國衆というらしい)を叩きのめして丹波平定の足がかりにした、ということかな。

慈眼寺の冊子も頂いたんでその中に書いてあった話をかいつまんですると

室町幕府が滅亡しても反旗を翻していまだに従わない丹波の國衆に信長さんは困っていたと。

そんなわけで配下の優秀な光秀さんに

「ちょっと天下布武に支障が出るから平定しといて」

と総大将に命じて丹波攻略に乗り出したわけです。

そして、この辺りで悪政を敷いていたらしい宇津氏を潰して攻略の足がかりとします。

光秀さんが宇津氏を滅ぼした後に信長公は

「このへん交通の要衝だし戦略拠点にもなるし、城造っといて」

と光秀さんに築城を命じます。

光秀さんも

「琵琶湖の自分家からわざわざ京都を通らずに仕事場に向かえるから、好都合」

って感じで、自身にとっても格好の条件でした。

そんなんこんなで丹波平定を開始した光秀さんでした。

ところでこの地域「周山」と言うのは光秀さんが名付けたそうです。

悪政を敷いてたご当地武士を倒し、農民を圧政から解放しこの地域に善政を敷いて領民から慕われる領主だったそうです。

ただ、平定していく上で全部の地域で慕われていたわけではなく、他の地方によっては逆に恨まれた存在でもあったらしいです。

丹波の國衆の全部が悪政を敷いていたわけでも無いと思うので

普通に良い統治をしていた所からは

「ウチの良い殿様を滅ぼしやがって!」

と恨まれていたかもしれません。

とりあえず明智光秀の黒坐像、いわゆる「黒みつくん」を観せてもらいました。

撮影禁止なので写真はありませんがご了承ください。

住職の話によると最初は金箔が貼られていたそうです。

今も昔も貴重な金を使って、当時まだ生存していた人の像を造る。

光秀さんが本能寺の変をやってから、光秀にまつわる物が次々と壊されていると知り

黒く塗って誰だか分からなくしてまで守ろうとした。

バレたら秀吉にとんでもない処罰を下されたんじゃないだろうか。

この地の領民に慕われていた、というのは本当のような気がします。

今日はこの辺で。